※以下の記事は2008年10月〜12月の情報です。
2009年1月1日〜3月31日までのサーチャージにつての情報は「
ANA国際線「燃油サーチャージ」が値下げ!欧州往復で2,200円引き!」を確認ください。
ANAの
プレスリリースにて、
燃油特別付加運賃(燃料サーチャージ)改定情報が公開されました。燃油サーチャージは、
ANAマイルをANA国際線特典航空券として使う時にも必要となりますので、陸マイラーとしても無視することができない、重要な情報です。
今回公開されたのは、2008年10月1日(水)より12月31日(水)航空券発券分までの燃油特別付加運賃(燃料サーチャージ)です。
通例どおりですと、
約3割〜4割強の値上げとなるのですが、今回は単純なベースアップというわけではないようです。
また、今回は国際航空運賃の改定申請もあわせて行われておりますので、燃油特別付加運賃(燃料サーチャージ)改定の詳細と国際航空運賃改定の詳細について説明して行きたいと思います。
燃油特別付加運賃額改定の概要
燃油特別付加運賃額改定の概要は以下のようになっています。
燃油特別付加運賃額改定の概要1. 適用期間 : 2008年10月1日(水)より12月31日(水)航空券発券分まで
2. 運賃額 : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1旅客1区間片道当たり)
| 路線 | 現行 | 改定後 |
|---|
| 日本⇔欧州・北米(ハワイ除く)・中東 | 28,000円 | 33,000円 |
| 日本⇔ハワイ・インド | 20,000円 | 22,000円 |
| 日本⇔タイ・シンガポール・マレーシア | 20,000円 | 20,000円 |
| 日本=グアム・ベトナム | 10,500円 | 10,500円 |
| 日本=中国・香港・台湾 | 8,500円 | 10,500円 |
| 日本=韓国 | 3,500円 | 4,000円 |
区間が再編され、タイ・シンガポール・マレーシア・香港・台湾については、今回はサーチャージの値上げはありません。
また、その他の区間についても1割強(韓国のみ3割強)の値上げと、かなり控えめな値上げとなっています。
といっても、欧州・北米・中東路線はついに3万円の大台を突破していますし、出費増には変わりありません。さらに…後述する国際航空運賃改定が曲者で、
純粋に値上げの速度が減速したことを喜ぶことはできません。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)とは?
「そもそも
燃油サーチャージって何?」って方もいらっしゃると思いますので、燃油サーチャージについて説明します。
燃油サーチャージ(単にサーチャージと言う場合もある)とは、航空路や海路で、運賃とは別建てに徴収される料金のことで、正式には燃油特別付加運賃といいます。
航空機や船舶の燃料となる石油価格の高騰により、企業努力では運賃の範囲内でまかないきれない際に、各航空会社や海運会社が関係各国の省庁(日本では国土交通省)に申請する特別徴収料金です。運行会社や区間によって料金は異なります。
燃油サーチャージは、アジア地域ではシンガポール市場のケロシン価格を指標としています。
ANAのサーチャージ改定基準額
ANAの場合は、1バレル辺りの燃油価格(シンガポール市場のケロシン価格)を元に、以下の基準額でサーチャージをかけるように規定されています。
1バレル50ドル以下になれば、サーチャージは廃止されるのですが…今の状況を見ていると、まず不可能でしょうね。
ちなみに、サーチャージの改定基準についての詳細は「
ANA−航空保険特別料金/燃油特別付加運賃についてに記載がありますので、ご確認下さい。
国際航空運賃改定とサーチャージ値上げ率の減速
先に記載したとおり、今回のサーチャージでは、以前より値上げの割合が引き下げられています。
しかし、単純に喜ぶことはできないようです。その理由は…
国際航空運賃が値上がりするためです!ANAが国土交通省に申請した、国際航空運賃の改定内容を見ると、北米(ハワイ含む)路線で10%、東南アジア・インド・中国・韓国・グアム・中東・アフリカ路線で5%の値上げが行われており、中国(香港を除く)発日本行きは7%の値上げ、香港発はに至っては、15%〜20%の値上げと、大幅な値上げが予定されています。
こちらは、2008年10月1日(水)旅行開始分からの適用となります。数万単位で値段が変わってくる可能性がありますので、10月以降に旅行を検討されている方は、十分な注意が必要です。
まとめ♪
サーチャージが機械的に3割〜4割上がるという方程式は崩れましたが、結局、
今回も大幅な値上げには変わりありません。NY原油先物市場の原油価格も、最近は下げ止まり感が出ていますし、このまましばらく安定するか、上げトレンドに向かっていくような気がします。まだまだ、燃油サーチャージとは長い付き合いになりそうですね(-_-;
ま、今回の変更で、サーチャージに加算されるべき運賃が、一部航空運賃へ転化された為、特典航空券利用時には、多少お得考えられるかもしれません♪
払う分が増えることには変わりませんけど( ̄〜 ̄;